8月19日は、はいくの日
歯の俳句
2018年度受賞作品発表
このたびは多数のご応募をいただき誠にありがとうございました。
厳正なる審査の結果、下記の作品が入選されましたので発表いたします。
【歯科医療従事者部門】
最優秀賞 永久歯 出番待つ間の 肩車
神奈川県 ファミリー歯科 長尾 忠 様
<選評>
永久歯が乳歯を押上げている様子を肩車と表現された一句です。
レントゲン写真でみると、その様子は確かによくわかります。つれない時代の世代交代は肩たたき、こちらはよく頑張った乳歯へご褒美の肩車といったところでしょうか。表現力に感服です。
【一般部門】
最優秀賞 同伴を 不要と言った 稚児の眉
福岡県 しゅうたろう 様
<選評>
ことわざ「愁眉を開く」は、心配事や悲しみがなくなって、安心することのたとえです。
稚児は、一人での挑戦に愁眉をキリっと閉じたのでしょうか。挑戦後に「ほっ」と開いた眉と、キラッときれいになった歯を想像して審査員一同、頬が緩みました。
【歯科医療従事者部門】
優秀賞 恋人の 歯磨き姿 凝視する
大阪府 新大阪歯科衛生士専門学校 岩井 真優 様
疲れ果て 寝てても歯みがく 親ごころ
岡山県 北川病院 歯科 様
号泣す 子供の治療に 歯医者泣く
福岡県 山田歯科クリニック 山田 啓二 様
【一般部門】
優秀賞 放心の 顔で掴んだ 紙コップ
愛知県 さごじょう 様
歯医者にて 夏帽子脱ぎ 口開ける
愛知県 鈴木 歌織 様
子の歯生え 嬉しい反面 泣く授乳
群馬県 える 様
賞品の発送について
賞品の発送は8月末頃を予定しています。
お問い合わせ先
株式会社松風 営業企画課「歯の俳句」応募係
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